デトロイト・メタル・シティ

まずは、苦言から。
上映開始時に暗くなったくらいで、怖い怖いと騒ぐような
おこちゃまをつれて映画は見に来るな。
ましてや、デスメタルがテーマでファックファック叫びまくる映画なんだから、、、。
それに、クラウザーさんを見て「怖い、もう帰ろうよ。」って
子供が哀願しているのに無視して見続けるなんて
連れてきた親の良心を疑うぞ。

さて、作品の感想なんだが、すばらしい。本当にすばらしい作品だ。
やっぱり脇役がしっかりしている作品はいい。
前半の松雪さんのぶちぎれた演技が最高だし
松山君のぶっ飛んだクラウザーさんと、なよなよした根岸の演じわけもすばらしい。
なにより、あのジーンシモンズが出てくるだけで感動もんだ。
それに、物語の端端に観客を楽しませようという気持ちが伝わってくる。
本当にいい作品だ。最後までずっと笑ってました。
原作知らないおいらが見ても、お勧めできる作品です。

ところで、おいらが見たのは多摩センターのワーナーマイカルシネマなんだけど
あるシーンで、この映画館ならではの観客の反応が巻き起こった。
そのシーンって言うのは、
クラウザーさんがライブ会場であるパルテノン多摩に向かって、
全力で東京駅から延々とパルテノン大通りまで、信者とともに走るシーン。
ぶっちゃけ、パルテノン多摩ってワーナーマイカルシネマの隣なのね。
当然、この映画館に見に来ている奴も地元の住民ばっかだから
CGで建物をいじっても、一目見ただけで分かっちゃうのよ。
だから、「あれパルテノンだぜ、ほらとなりの。あぁ、あれね。ｗｗｗｗ」って
ひそひそ話がががあっちこっちから、
当然おいらも、大笑い。

そんなわけでサブ的評価額は、2000円です。

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評価額：2000円　累計：59200円
支払額：1800円　累計：56770円